>>395
続き

長谷川「熱血ー、ボス、アザっす、有り難く頂戴します、此れからも長谷川にご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします」

ピョコンと弾けるバネのように最敬礼をする長谷川を見ながら鰐のボスがマネージャーに指示を出す

鰐のボス「マネージャー、済まんが長谷川を自宅まで送ってやってくれ、長々と悪かったな長谷川、一緒に帰りなさい、お疲れさん」

再度鰐のボスに最敬礼をしながら失礼しましたと退室をする長谷川に続いて
軽く目礼をしながらマネージャーも退室をする

鰐のボスに受付から長谷川とマネージャーが退所したと連絡が来たのを確認してから
鰐のボスが何処かへ電話をする

鰐のボス「おう、儂や、長谷川の件やけどな、向こうさんからの内部破壊工作員の線は無いと思うで、そやけどな、長谷川の古巣の連中で長谷川と繋がっとる者が居るさかい、今まで通り長谷川の監視は弛めんで頼むわ、長谷川は安全安心やけど、少々、真っ直ぐ過ぎて人を疑えん性質やからな、古巣で仲良うしていた者に利用される可能性は有るでー、そん時は長谷川には悪いがその友達には消えて貰ってな、悪い虫は駆除せんと、大切な長谷川が金の卵を産めなくなるよって、ほな頼むで」

この業界で生き延びるのに御人好しでは難しいさかいなと独りごちる鰐の会のボスであった




んてことー