>>23
続き

鰐のボスに睨まれても野球で鍛え上げた胆力で怯まずに答える長谷川

長谷川「長谷川はー、武闘派の鰐の会の一員としてー、色気は勉強しましたがー、体を使ってシノギを得る様な外道な真似は一切していませんー、愛用の虎徹に掛けて誓いますー」

長谷川が何処から取り出したのか分からないが、表面がやはり粘液質に濡れているバットを掲げる
続けて長谷川は身の潔白の為にも話し続ける

長谷川「長谷川はー、顔が童顔なのがずっとコンプレックスでしたがー、仕事で色気を求められる時にー、いつもいつも足りない気がしていましたがー、初めて花魁の格好になる仕事をしてー、色気とは何かとー、勉強をさせて貰いましたー」

さらに続けて長谷川は話す

長谷川「長谷川はー、曲がった事が大嫌いでー、許せなくてー、それで居場所を失いましたー、居場所の無くなった長谷川をー、鰐の会が拾ってくれたのは今でもー、恩義を感じていますー、でももしも鰐の会が曲がった事を長谷川に強要するならー、やはりー長谷川はー、許せなくてー、出ていきますー、それくらい長谷川には生きる信義が大切なんですー、今の鰐の会もボスも長谷川をこうして叱ってくれるから大好きですー、お願いですからお許し下さいー」

鰐のボスの前で最敬礼で謝罪をする長谷川を見据えて鰐のボスが返答をする


続く