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-スリーホワイトシスターズ物語 これで終わりと思うなよ編-

全さくらんぼ農家が泣いた日の章


ある日にマックスバカ浦の会のSからKO事務所のYに地元から大量の採れたてのさくらんぼが送られて来たので
日頃の感謝を込めてさくらんぼ料理をYと鰐の会のHに振る舞いたいとの報せが入る

その報せをKO事務所地下室で受けた瞬間に、Yは紫のショコラの魔法少女に変身する
YはHの気とSの気を探り居場所を知ると、Hの許可も得ずに二人でSの所に疑似空間転移する

アテレコ仕事中に突然にYに疑似空間転移されてしまったHが、周りをキョロキョロと見渡すとYとSが居る
見覚えのあるSの部屋に何故に連れて来られたのかとHがYに詰め寄る

Y「ごめんなさいH、緊急事態発生なの、Sの暴挙を二人で何としても止めないとならないのよっ」

Yの話に理解が追い付かないHが恩義の有るYに噛み付くのは
大切なアテレコの最中に連れ出されたからである
そんなHにYは再度謝りながらSに向かい尋ねる

Y「ねえ、S、あなたまだ、セイロー産さくらんぼに手出しはしてないわよね?してないわよね?してないって誓いなさいっ」

エプロン姿のSは自宅に何の知らせもなく現れた紫のショコラの魔法少女Yと
節電のためにエアコンの温度設定が30度のスタジオが無茶苦茶熱いからと
極めて布地が少ない蒼い下着姿のHを見て話す

S「なんだー、ふたりとも、Sのさくらんぼりょうりがたべたくて、こんなにいそいできてくれたのー、うでのふるいがいがあるなー」

SとYの会話からHも状況を理解し始めていた
これは末端価格で1グラムでお札の大1枚以上の白い粉と同じだけの価値を
同じ重さで持つとまで言われる甘露の中毒性の高いセイロー産さくらんぼについての話だ

H「ねえY、まさか、貴重なセイロー産さくらんぼを、Sがどうにかしようとしてるって事なの?!?!?!」


続く