茨城県がいま、移住先として人気を呼んでいることを総務省のデータが示す。  21年の住民基本台帳人口移動報告によると、47都道府県で転入者が転出者を上回る転入超過となったのは、わずか10都府県だった。  

トップは神奈川県(3万1844人)、2位は埼玉県、3位は千葉県と首都圏勢が占めた。ただ、特筆は茨城県が7位(2029人)、山梨が9位、群馬が10位と周辺県が初のトップ10入りを果たしたことだ。  中でも茨城県は前年と比べて転入者数が最も増えた県で、全国トップの3501人だった。2位は埼玉県、3位は神奈川県と続く。