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続き

それから私たちはちょっと普通の方法で来たのではないので、帰る様子を見て驚かない様にも話す

青年が帰られる前にお二人に渡したい物が有りますから、少しお待ちくださいと引き留めながら話す

青年「実は、僅かばかりですが、生のセイロー産さくらんぼを別に分けて有りますので、せめてものお詫びに差し上げますので、帰りに荷物になりそうなら、お二人に郵送しますから」

Yはそれを聞いて喜んで青年に向かい話す

Y「それなら大丈夫ですから、郵送の必要は有りません、私たちと一緒に運んでしまいますので
繰り返しますが見ても驚かないでくださいね、それから見たことは、私たち以外の他人には口外しないでください」

それから青年が運んできたとても僅かとは言い難い、天井まで届く高さと量の箱入りセイロー産さくらんぼを前にして

Y「こんなにたくさんの時価にしたら〇〇〇〇のセイロー産さくらんぼを只で頂くのは気が引けますわね」
と言いながらも一粒も残さずに、そして綺麗に半分この量のセイロー産さくらんぼと、肉欲がピークに達して気がイキそうなHを見てしまい

この後のHの世話がめんどうくさい事になりそうなので

ショコラの魔法を用いて違う意味で意識不明の失神にして肉欲を消去して濡れ濡れ濡れた体も綺麗に浄めてから

疑似空間転移で元居たアフレコスタジオに飛ばす

Hが消えた後には青年から借りたローブだけが残るのみである

まあ、あれだけの量の時価〇〇〇〇のセイロー産さくらんぼが有れば鰐の会からの仕事に穴を空けても

上から叱られる事も無いわよねとYは勝手に思いながら

青年にSに宜しく伝えてくださいと言い残して
自分の分け前のセイロー産さくらんぼと共に疑似空間転移で事務所地下室へ帰るのであった

この後にHがSの家に用も無いのにたびたび出向いては、しゅっとした青年がまた現れるのをソワソワしながら待っては
空振りをするお話しはまた次の機会にでも致しましょう

全さくらんぼ農家が泣いた日の章

終わり