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続き

多発する異常気象により、複数の辺境地域が記録的な自然災害に襲われていた

辺境地域Yの新興組織Aの本部もまた、その災厄に見舞われてしまっていた

しかしAの女ボスWの素早く的確な指示命令により、Aの本部が水没する前に女部下らと共に、臨時キャンプに拠点を移して何とか難を逃れていた

女ボスWは臨時キャンプで、本部詰めの女部下らと一緒に雨と泥で汚れた衣装を着替えてから、女部下を集めて話し出した

女ボスW「皆さんこんにちわー、女部下の皆さんの協力で、Aの存続に必要な物質やデータは全て持ち出せましたー、ありがとうございますー」

ウイッス姐さんと大きな声で返答をして女部下らが威勢のよいところを見せた

女ボスW「このみぞゆうの災害で各地のさくらんぼ農家も無事で済まないのは確実です、よって首都ではさくらんぼ不足が起きます
私たちは本部を失いましたが、この機に残り全ての悪魔のさくらんぼの実を首都に移して、首都にAの新本部を立ち上げます、名付けてピンチはチャンス作戦です、静聴ありがとうございますー」

女ボスWが女部下らに5分間の休憩時間を与えた後に特製の女体強化違法薬物を飲ませて上げると
人外の綺麗可愛さと強靭な肉体を更に長時間維持出来る嬉しさから、女部下らは大声で女ボスWへの更なる忠誠の証としてヤルッツエApyurumuと讃えた

女ボスWは女部下らが光速荷造りをしているのをニラニラと眺めながら
遂にスリーホワイトシスターズ共が惰眠を貪る首都に攻め込む時期が来たわと思うと武者震いが起きる

女ボスWは首都圏で悪魔のさくらんぼの実を販売していた、女部下の別動隊から送られてきた商売の邪魔をしようとたぶつぶつ娘の動画を見ており
こいつはかつてN組織で仲間だった、マックスバカ浦の会のSだとすぐに気が付いていた

女ボスWは全ての悪魔のさくらんぼの実を売り切ったら、先ずはスリーホワイトシスターズで最弱のSから潰すと、改めて誓っていた


続く