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続き

Yの申し出に対して青年は申し訳なさそうに返答をする

青年「本当にたいへんに申し訳ありませんでした、僕もSも馬鹿舌なものでセイローシティー産さくらんぼに酷い事をする結果になってしまいました
Yさんの仰る通り、セイローシティー産さくらんぼは生に限るには、僕も同意しますので、Sには2度と余計な事はしないように責任を持って説得しますから、どうかご容赦を願います」

青年は、ここまで俯いたままで一言も発しないHの様子に気が付き

Yに向かい、Sが招いたお客様なのに僕が言うのは、本当に失礼なのですがと断り

お連れの方は何か具合が悪い様子に見えますので

今日のところは帰られた方が宜しいのではと水を向ける

YにはHが具合が悪いのではなくて、久しぶりに生男に手を握られてしまい、体の一部の具合がどんどん良くなってしまい

椅子の上で周りに分からない程度に小刻みに太股を擦り合わせているのを見抜いていた

その心配されているHの方は、このまま股間の秘密の花園のムズムズが止まらなくなりそうなら

トイレに行って花魁変身をしようかしらどうしようかしらと悩み

でもしゅっとした青年の前でトイレに行きたいとか、恥ずかしくて言えないわとかともまた悩んでいる

もはやHの脳内はしゅっとした青年の事で一杯で、セイローシティー産さくらんぼの無惨な様を見たことなどはすっかり消えていた

YはこれだからHみたいな未経験娘は可愛いを通り越して滑稽ねと思いながら、
青年の申し出通りに今日はHを連れて帰りますねと答える


続く