「降りろ! こら!」恐怖の幅寄せ　妻子が乗る車にあおり運転
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大阪・吹田市で、8月21日に撮影されたドライブレコーダーの映像。

幹線道路を走る車の近くに現れた白いワゴン。
すると、追い越し車線から一気に3車線も移動して、車の前に入った。

運転していた男性は、車を追い抜いた。
すると、クラクションを鳴らされた。

男性は、「これで終わる話だと思った」と当時を振り返る。

しかし、このあと、再び現れた白いワゴンが危険な運転を始めた。

車線変更が禁止されている場所にもかかわらず、左から急な幅寄せ。
事故になりかねない、危険なあおり運転。

車を運転していた男性「車のセンサーが反応するぐらいだったので、だいぶ接近していたと思います」

男性の車には当時、妻と娘が乗っていて、何とか事故を回避しようとしたという。

車を運転していた男性「(妻と娘は)恐怖というか、何この人と、かなりおびえていました」

しかし、あおり運転はさらにエスカレート。
白いワゴンはスピードを急に落とし、ついに停車した。

そして、次の瞬間。

道路の真ん中にもかかわらず、運転手は車から降り、男性にも降りるよう怒鳴ったのだ。

車を運転していた男性「(降りたら)何されるか、何持ってるかもわからないし、怖かったです」

男性はその場をやり過ごし、運転を再開。

逃げ切れたかと思ったのもつかの間、今度は右から白いワゴンが現れた。

そして、目の前を遮るあおり運転をまた始めた。

男性は何とか追い抜き、その後、追ってくることはなかった。

くり返し行われた危険なあおり運転。

その距離は、およそ3km。
4分間にわたった。

車を運転していた男性「自分以外の多数の方を巻き込むような事故にもつながる可能性が十分にあるので、自粛してもらいたい」

男性は、警察にドライブレコーダーの映像を提出。

今後の対応について相談しているという。