>>61
続き

北の辺境地域NのN組織のOくまが用意した合コン会場の店の前で、Oは鰐の会のHが来るのを今か今かと待ちわびている

ある時期からN組織のボスや上級幹部から詳しい理由も告げられずに、鰐の会のHとマックスバカ浦の会のSには、余計な手出し無用の沙汰が通達されていた

通達についてOくまが考えるに、以前にN組織の指令によりHを騙して利用して、スリーホワイトシスターズの首魁のKO組織のYとHを噛み合わせて

スリーホワイトシスターズを弱体化させる作戦を実行している途中で

辺境地域Nの都市伝説と思われていた紫婆が突然に現れて

作戦に直接関わるメンバーと外から支援するメンバーとが

紫婆に残らず病院送りにされたことと無関係ではなさそうだと思っていた

その場に居て紫婆に一方的に痛めつけられた記憶はOにもトラウマ物ではあったが

それでもOがHへの本心を押し殺してまでして、Hをおだてて媚へつらい、信頼を得て、あと一歩で作戦は成功していたところでの中止は

OがHにしたくもないのにしていた屈辱的な媚へつらいの悔しさが、裏切り者のHとYを噛み合わせることで昇華が出来ると期待していた

しかしそれが消えてしまったことがOにはどうにも我慢が出来ないでいた

そのOのHへの燻った憎しみがN組織の命令を無視するまでに膨らんでしまい、今回のHとの合コン企画に繋がった

さすがにHと直接逢うことはN組織にバレたら不味いので、Oは一発勝負に掛けてHに連絡をしてみたところ
Hが乙女にも関わらず肉欲の虜になりかかっており、それもかなりの重症と見立てたOが

恋人も自由に作れない私たちも、たまには羽目を外してイケメンと合コンでもしない?と誘いをかけると
魚釣りならば針を一瞬で胃袋まで飲み込むほどの勢いでHが食い付いてきたのだ

後はHがこちらで用意した二人の男のどちらと良い中になってもHを破滅させる道筋は変わらない
超一流のプロの厄介屑男をOが持つ裏社会への伝で用意したからだ

作戦成功の為に気合いを入れすぎてしまい、早く会場前に着き過ぎたわねとOくまが思っていると
トントンと後ろから肩を叩かれたので何ですか?と振り向いた先に忘れもしない、アノ都市伝説の紫婆が居た

O「あばばばっ、あぴゅるむっ」

恐怖のあまりに意味もない事を叫んだOだったが、いつのまにか合コン会場の店の前ではなくて、見知らぬ海岸の崖っぷちに居るのに気が付き腰を抜かした

都市伝説の紫婆(Y)「おーほっほっほっほっほっほっ、ごきげんよう、お久しぶりになるのかしらね?、その驚きようでは、まだ、わたしの事は覚えていてくださるみたいで、これからする話しも短くて済みそうね、Hとの合コンの件なんだけど、お分かり?」

Oは紫婆に死ぬ寸前まで痛めつけられては、何故かすぐに体力以外は回復して痛みも苦しみも感じなくなっては
またソコから死ぬ寸前にまで痛めつけられを繰り返されたのが忘れられないでいた

Oがあまりの恐怖で大小を失禁してしまった為に崖っぷちに糞便臭が漂い出した


続く