劇場に向かっている途中、ドンキホーテ前でめっちゃ可愛くてスタイルの良い女の子とすれ違い、一目惚れする
（この時は風貌からして完全に通りすがりのOLだと思い込んでいた）
チケット購入列に並んでいる時にふと振り返ると、俺のすぐ後ろにさっきの女の子（以下「彼女」）が並んでてビックリした
チケット購入後、一旦トイレに行って戻るとすでに入場抽選準備のためみんな並び始めていた
俺の番代に行くとすでに彼女が並んでおり、位置的に彼女が俺のすぐ後ろの番号だと察したので喜んで話しかけた

俺「（チケットを見せながら）すいません、〇〇番ですか？」
女「はい」
俺「あ、では失礼します」

と言って間に入れてもらった
抽選を待っている間、（後ろの子超可愛い！スタイル抜群！やばいどうしよう！話しかけたい！）と心の中でずっと思っていた
そして見事に準優勝
入場したが、案の定立ち見スペースしかなく、自然な流れで彼女の隣のポジションをゲット
ここまで来ると生誕祭どころではなかった
公演中も極力自然な形で彼女に話しかける方法をずっと模索しており
まほぴょんのパフォーマンスを見ることに集中できず、MCでのメンバーのトークも全然耳に入ってこなかった
彼女はサイリウムもうちわも持っておらず、手拍子もせず地蔵だったからライトファン？かと思った
もちろん生誕祭のまほぴょんからのメッセージも全然聞いてない
ただ最後の「ヤラカソウ」でちょっと勇気をもらった
そして終演後
「旅の恥は掻き捨て」「やらぬ後悔よりやる後悔」
外を歩いている彼女を見つけて勇気を振り絞って声をかけに行った

俺「あの…今日並んでいる時にずれていただいてありがとうございました」
女「いいえ！全然ですよ」
俺「あのちなみにまほぴょん推しですか？」
女「そうなんです！実は劇場行くのも今日が初めてで」
俺「そうなんですか！実は私も劇場公演見に行くのは2年ぶりで」
女「そうなんですね！てか公演の時も私の隣にいませんでした？」
俺「（気づいてないフリをして）…ああ、そういえば連番だっただけでなく隣でしたね！」
女「でしたね！私は結構昔にファンだったんですけど、最近また好きになって、それで今回が劇場初めてだったんです」
俺「そうだったんですね！まあ私も劇場以外のイベントとか、お話し会とかには1回も行ったことないんですがね笑」
女「私もです笑」
俺「はは、そうですか。ちなみ誰推しだったんですか？」
女「まゆゆです！」
俺「あーまゆゆか〜。私はこじはるです」
女「そうなんですね！まほぴょんとこじはる似てますよね！」」
俺「そうなんですよ〜。あの…もしよろしければこれからお茶でもどうですか？」
女「あ…ちょっと急いでるんで」
俺「30分だけでも？どうですか？」
女「明日仕事が朝早くからなので…ごめんなさい」
俺「そうですか。では良かったら連絡先だけでも交換しませんか？」
女「大丈夫です。また何かのイベントで会いましょう」
俺「分かりました。失礼しました。では」

冷たくあしらわれると思っていたけど、意外と話に乗ってくれた
これはいけるかな？と思ったけどやはり無理だった
Twitterやってるかどうかも聞けば良かったかな？
それにしても人生初のナンパをしてしまった
それくらいに可愛い子だった
だけどなんだか経験値が上がったというか、異性に対して少し自信がついた気がする
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