朝ノックをすると 暗い光線(ひかり)が
地獄のように まっすぐに伸びていた
高木のボロ家は 埃にまみれ
きつい体臭と 絶望が満ちている
握手の数だけ 通報は繰り返され
まるで運命(さだめ)のそのように 俺はポリスに怒鳴られた
人望は 「教唆」というメロディ 奏でながら
オールナイト 一晩中 回線変えてた


ババアの外道(まりな)は キチガイジンボを
引き連れ犯罪の 手ほどきをしている
犯罪予告した バカの顔文字は
握手のレポート 安売りしている
吉成夏子は 虚しく祈り
俺と黒メンその中で 喚いて泣いた
人望は 「孤独」というメロディ 奏でながら
オールナイト 一晩中 中傷していた


朝ノックされると 人生(ドラマ)も終わり
狂った夜の果て 手錠の音響いてる
佐藤勲の家は あの頃と同じ
染みつきのブリーフ あの悪臭(におい) 充ちている
急ぎ過ぎた晩年に 傷ついて
まるで運命(さだめ)のそのように 俺はムショにぶち込まれた
人望は 「逮捕」というメロディ 奏でながら
オールナイト 一晩中 中傷していた

人望は 「獄死」というメロディ 奏でながら
オールナイト 一晩中 中傷していた