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-スリーホワイトシスターズ物語外伝 白痴美顔繚乱編-

今日は某スタジオで某トーク系バラエティー番組の収録待ちを各自の楽屋でしているのが
マックス馬鹿浦の会所属のSとアーティストのAちゃん

Sがお腹に溜まった物をトイレに出しに行くとマネージャーに告げると
マネージャーが心配してS1人で迷子にならないのか大丈夫かと確認をしてくる
Sはここの案内図が有るから大丈夫とスタジオ案内図をピラピラ振って見せて楽屋を後にする

その頃、Aちゃんは楽屋でマネージャーと収録待ちをしていたが急な眠気に襲われていた
性格が少々エキセントリックなAちゃんがマネージャーに少しだけ寝たいから1人にして欲しいと告げる
知る人ぞ知ることとして、Aちゃんは発声能力がピーキーでAちゃんの喋るやる気スイッチが入ってない時には目の前に居ても声が良く聞き取れないのだ

そのためにAちゃん担当マネージャーはAちゃんの唇の動きと骨伝導増幅装置からイヤホンに伝わるAちゃんの音声を聞き取っていた
マネージャーは楽屋の前に居るからとAちゃんに告げると、まだ収録開始に間が有るのを確かめてからトイレに用足しに向かう

その頃、案内図は有るものの方向音痴なSはAちゃんのマネージャーと入れ替わる様に
Aちゃんの楽屋を自分の楽屋と間違えて、しかも扉の貼り紙に書いてあるAちゃんの名前すら全く気付かずに入って行く

突然の闖入者に眠りを妨げられたAちゃんがSに抗議の声を上げるのだが

Aちゃん「コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ」

S「ハッ、あ、あ、あ、あなたはだあれ?、こ、こ、こ、こ、ここでなにをしているの?」

Aちゃんはとっとと出ていけ死ね糞野郎と発声しているのだが、喋るやる気に乏しい為に
読唇術も骨伝導増幅装置付きイヤホンも持たないSには聞き取れない

それでも綺麗な可愛い白痴美顔のAちゃんがどうやら怒っているのは
同じ綺麗な可愛い白痴美顔のSにも伝わるので何とか宥めようとして話しかける

S「ご、ご、ご、ご、ごめんなさい、お、お、お、お、おわびにオヤツにもってきた、セイローシティーさんの、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶ、ぶどうをくちうつしであげるから、ゆるしてね」

Aちゃん「コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ」

Aちゃんは激しい怒りを込めて、訳の分からない事を抜かしてないで、今すぐここから出ていかないなら頭をかち割るから覚悟しろと言うが、やはりSには全く伝わらない


続く