>>135
続く


三交代勤務から帰ってくると7が明日はお出掛けするからお弁当を作ってと言い出した

毎度の事ながら7は飯とか食わなくても生きていけるだろとぶつぶつ言いながらも

作ってやるけど、お出掛けとか改まって何処に行くのかと尋ねると
テレビを見ていて7を認識出来そうな変わった生き物を見付けたから会いに行くと言う


私はへー、俺以外にも7が見える人が居るなら、その人の世話になるのも良いだろうなと思い、そういうことならどんどん逢いに行けよと7を唆す

しかし7が言うには、あなたは7みたいな高次元存在には程遠い下等生物だけれども
7が未知の次元の1つである、ここに導かれた指標的な存在があなたみたいなんだよと言う

だからあなたの身近な場所に7が落ちてきて、あなたが一番最初に7を見出したことこそ、あなたこそが指標的な存在としての証だと思うし、指標的な存在のあなたと7の相性は最適なんだよとまで言う

だから明日、ソイツに逢いには行くけどあまり期待はしないでねと7が言う


続く