電動キックボードで男性死亡…運営会社LUUPの釈明に「お悔み申し上げますくらい言えば」の声

 警視庁は9月26日、25日夜に会社役員の男性が東京都中央区で電動キックボードを運転中に転倒、死亡したことを発表した。男性は駐車場内で電動キックボードを運転していた際、方向転換しようとした際に車止めに衝突。頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。なお、運転時は飲酒状態にあった可能性があるという。

 電動キックボードによる事故で死亡者が出るのは、今回が初めてだ。

 男性が乗っていた電動キックボードのシェアリングサービス運営元「LUUP」が27日、自社ホームページでコメントを発表した。

《2022年9月25日、当社の電動キックボードのご利用者様による単独転倒事故が発生し、ご利用者様は翌26日にお亡くなりになりました。

事故原因等については警察によって調べが進められていくものと承知しておりますが、当社は全面的に協力してまいります。

当社は、今回の事故を重く受けとめ、安全性向上に向けた不断の検証を進めていくとともに、飲酒運転の防止や交通ルール遵守の取組みをより一層徹底してまいります。》