>>11
続き


話しはAちゃんの楽屋に戻るが、Aちゃんが逃げる気配も無いSの頭を本気でかち割るために掴みかかると

その動きに合わせる様に、マスカット葡萄の実を大量に口に含んだSもまたAちゃんに踊りかかる

こうしてAちゃんはSの頭を腕力でかち割る為にSの頭を両手でガッシリと掴み

SはSでAちゃんに口内のマスカット葡萄の実を口移しせんと、Aちゃんの頭を掴んで口付けしようと顔をぐいぐい寄せていく

Sはスリーホワイトシスターズでは最弱と云えども、本気で力を出せば軽く百人力を超える怪力の持ち主である
また、そんなSと互角の力比べが出来るAちゃんもまた白痴美顔の名に相応しい凛々しい美丈夫である

力が互角で膠着状態に陥った事に焦れたAちゃんが、SがAちゃんの頭を引き寄せる力を利用して頭突きをかまそうとしたものの
それを待っていたかの様に、Sの唇がAちゃんの唇に第三種接近遭遇を果たさんとしてきたので

Aちゃんが距離を取る為にSの頭を押し返しながら、頭蓋骨ごと押し潰そうとするべく気合いを入れ直す

互角の力比べはやがて頭を抱き合う二人が口付け(本当は数ミリ離れた寸止め)しながら独楽の様にくるくる回る動きまで加わってきた


続く