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被害者だとアピールしがちな人は「他人からいい人に見られたがる傾向」があるという指摘

https://gigazine.net/news/20210302-victim-generate-power/

被害者シグナリングを示す頻度が高い人ほど、周囲を気にかけ周りを思いやっているという態度を表す「美徳シグナリング」を示す可能性が高く、さらにそういった人々は自分の道徳心の向上をあまり重要視しなかったことがわかりました。これはつまり、
自分の苦しみを頻繁に周りにアピールする人は「いい人に見られる」ことばかりを気にかけ、「実際にいい人になる」ことにはあまり興味を示さないということを意味します。

またクラーク氏は、自分が被害者であると思い続ける感情が、道徳的に好ましくない性格特性を持つ人々の精神状態を安定させている可能性が高いと述べています。この性格特性は道徳的優越感を得たり、他人の苦しみに対する共感能力の欠如といった特徴も持ち合わせているとクラーク氏は指摘します。
(中略)

我々が本当に意識すべきは「実際に支援を必要としている本物の被害者が存在する」ということであり、虚偽の被害者シグナリングにリソースを割いて、本物の被害者に割くべきリソースを失ってしまっている可能性があると警告しています。