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もともと気楽な温泉三昧1人旅の予定であったので旅行とはいえ2つ隣の近県に主に電車やバスやタクシーを使ってゆるゆるで行くだけである

鰐の会の若い者筆頭の上級幹部Hの所に7がまだ居るつもりで思い付きで始めたので
車内でも7に改めて悪いけど7が喜ぶような場所には行かないよと説明すると

7「あのね、あのね、あのね、7はね、Yの次にHにも一緒に居るのを断られてね、生意気な下等生物の次元を消滅させてやろうとか、ずっと考えていたのね、でもね、でもね、でもね、◯◯だけは領域で7を優しく迎えてくれたから、7はね、もう少しだけ、この下等生物次元の消滅を先延ばしにしても良いかなって思うんだよね」

またまたさりげなく全人類どころか全宇宙のピンチを乗り越えて、いやまだピンチなのか?!と背中に寒い物を張り付かせてしまう

私「7には前にも言ったろう、短気は損気ってさ、それに7のお迎えがさ、下等生物次元が消滅したら目安になる次元がさ、無くなっちゃうだろ、7を探すのにたいへんじゃん」

7は一瞬だけ黒い炭団の目を顔の半分にまでしてこちらを凝視すると
少女の目に戻りながら私の手を繋いでくる

7「うん、◯◯の言う通りだね、この旅行から帰ったら、また他の下等生物に逢いに行くよ」

あと忘れていたけど下等生物Hが7に持っていってくれと渡してきた物があるから◯◯に渡しとくよ

そういうとコンビニオニギリが上手く剥けない7は◯◯ー、○○ー、○○ー、オニギリ剥いてーと頼んでくる

Hが7にくれたずしりと持ち重りのする茶封筒には推定額\\\円くらい入ってるなと内心ニヤつきながら
7にツナマヨオニギリを綺麗に剥いてから渡してやる