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7が土気色の顔色をしたSの手を繋いで青年の居る部屋に入ってくると

青年が7に代わりSをソファーまで連れていき座らせる

Sの隣に青年が座り、対面には7が座って、改めて7が青年にお礼を言う

7「あのね、あのね、あのね、7はね、下等生物○○を除いたら、こんなに下等物に心を開かれたのは初めてだよ、残念なのは下等物には変わらないけど、下等生物ではなくて7に似た存在体だよね」

まだ7にもSにも他の誰にも明かしてない重大な秘密を
Sを前にしてさらっとバラされた青年がオタオタしながら7に

済みません7ちゃん、その話しはここでは勘弁してくださいと頭を下げる

青年が心配するほどには死んだも同然の様子のSには会話の内容は届いてはいないが

7は今度はSに向かい話しかける

7「あのね、あのね、あのね、Sの事はYから紹介されたんだよ、それでSに逢う前にね、7の事を少し知って欲しくてね
先に7の姿と声をSに届けたんだよ、今日からよろしくね」

7に今日からよろしくねと言われて、少しだけSの意識が覚醒してきた
これは何もしないでいると最悪な結末を迎える気がするんだけど