NGT48山口真帆さんが配信にて『殺されてたら…』 運営はメンバー関与を認めるも、被害者が謝罪★2534
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その日もYが外仕事を終えてKO事務所の地下の自室にとぼとぼと歩いて帰ってきた
何となくYに精気が乏しく見えるのは社長が代わってしばらく経つと
Y用の利幅の大きな物販を減らされて収入が大きく落ちてきてしまい
今では馴れない外仕事だけが収入源だからである
実は今のYは以前稼いだ美しき蒼きバナナの販売の儲けなどの貯金を少しずつ崩しては生活費に当てているのだった
最近はマネージャーからのオーディションの紹介もほとんど無く
若い先輩の送迎車の運転手やら荷物係までして稼いでいる
頼みの綱のファンクラブ活動も以前程にはYの懐を潤すには程遠くなったのは
ファンクラブ活動自体が縮小され始めたのでお得意のファンクラブ用の営業企画も必要とされなくなったからである
Yはこれまで姉貴風を吹かし過ぎて鰐の会のHとマックス馬鹿浦の会のSに気前良くお小遣いを上げ過たのも財布に痛いわねと今は思わないでもないではあったが
HとSが小遣いを貰う時に浮かべる下卑た笑みと、これでもかと腰を低くしてくる卑屈な態度を見るのが、好きで好きで好きで、ついついついついついついお小遣いを上げていたのだ
それに今日は肉体的には疲れたとはいえども、イベント会場での着ぐるみショーの中の人をこなしてきて
久しぶりに生の観客の声援を聞けたのでまあまあ満足ではある
着ぐるみ越しにYの背中や腹をガシガシ叩いてくる子供らには
女に乱暴したら不幸に成るから後悔しなさいとショコラの魔法を例外なくかけてきたので
アノ糞ガキどもは今夜は例外なく悪夢にうなされて糞小便を漏らして親に叱られるわねとニラニラしている
そんなYが先ずは部屋で軽く寛いでから風呂にでも入るかと思いながら地下室のドアの鍵を開けて入ると
いつもYが座っている部屋の突き当たりに在るソファーに誰かが、いや少女が座っている
それだけではないショコラの魔法の恒常性維持で、地下室ゆえに窓が無く性能の悪い換気ダクトしかないのにも関わらず、最適な温度と湿度を維持し空気清浄までされている筈の室内に異臭までする
Yが不在でも自室はショコラの魔法の結界で守られているので、この異臭の原因もまたYに全く気付かせずに結界をすり抜けた少女によるものか?!
驚いてまだ固まったままのYに向かい当の少女が声をかけてきた
7「7だよ、7が下等生物の、Yに逢いに来たよ」と和やかな挨拶をYにしてくる
一見すると固まったままに見えるYではあったが、その実は脳内で既に自室内限定で
どれだけ強力で凶悪な魔法攻撃が可能かと幾百幾千との組み合わせ済みで、あとは発動させるだけであった
そんな闘志に満ちたYがこれ以上は敵に隙を与えた筈もないのに、いつのまにかYの眼前に7が来て居るではないか!?
そして部屋に入った瞬間に感じた異臭があのYにすら耐えられなくなるほど強い激臭に変わる
黒い炭団をはめたような大きな穴にも見えるキラキラと自ら不気味に輝る目で7はYを見詰めながら親しげに話しかけてきた
7「あのね、あのね、あのね、7は〇〇の作ってくれた美味しいお弁当を食べたらね、7はすごく、うんちしたくしたくてしたくて我慢出来なくて、この建物の構造もよく分からないから、あそこに座ったままうんちしたのね、だから下等生物のYに7の体とお洋服を洗って欲しいのね、早くしてね」
その瞬間であった、Yの最後の理性が消え去り、自室内限定の超破壊魔法を止めにして、太陽系すら消えてしまえと全身全霊の魔力を振り絞り超超超破壊魔法を発動させたのは >>49
7が居なくなり安楽な生活を過ごしていた私だったが、その晩はあまりの寝苦しさに目を覚ました、金縛りか!?
妙に体が重くて押し潰されそうな上に何故か息がしにくい、まだ自由になる目を開くと
眼前には闇が広がっていた、夜でも天井の小さな灯りは点けているのにおかしい?
おかしい・・・・・?、私は突然に置かれている状況を理解してしまい、怒鳴ったつもりだったが、息苦しいので普通以下の声量だったかもしれない
私「7、お前なんで俺の上に被さって寝ているんだよ、早く退けよ、重苦しいだろっ」
初めての金縛りかと不安と期待にかられていた私だったが
実際は7がこちらの体の上にデロンと乗っかり鼻と口を塞ぎ気味に顔を押し付けていただけであった >>50
7は私の話を聞いてはいるのだろうが下りてくれる様子がない
それでも息苦しい理由が分かったので首を傾けて口と鼻を塞ぐ7の顔と位置を幾らかずらして文句を続ける
私「おい7、俺の睡眠を妨害して何をしたいんだよ、重くて敵わないから、さっさっと下りろよ」
ようやく7が身動ぎもしないまま答えてきた
7「7はね、下等生物でも同じ領域に生きている〇〇が、少しは喜びそうな事をして上げただけだよ、これが7の温もりだよ、もっと温度を上げてみようか」
そういうと本当に7がどんどん熱くなり始めたので、このまま焼き殺されたらたまらないのでマジで叫ぶ
私「わかった、わかったから、7の気持ちは分かったから、十分に温もりを感じたから、もう止めて下さい、お願いしますから」
7は不満そうな声音で〇〇は温もりがまだ足りないんじゃないのか?遠慮はいらないのにと言いながら
やっと私の体の上から下りて隣に座ってくれた
壁掛け時計を見ると起床するのにはまだ早い時間で、7が居なくなったので羽根を伸ばそうと思い有給まで取ったのにこのザマかと嫌悪感に襲われる
7がこんなに早く帰ってきたところを見ると逢いに行った
名前も知らない芸能人らしい(女優らしい)とは上手くいかなかったらしい事だけは何となくわかる
私は寝たまま7に尋ねてみる
私「ずいぶん早く帰ってきたのは相手の人に怖がられでもして嫌われたのか?」
7は少女の目を炭団のような黒い穴の目に変えながら答えてきた
7「〇〇以外の下等生物は良く理解出来ない事が多くてね、ソイツ(KO事務所のY)は初対面なのに7に対して敬意が無いどころか厄介者扱いですよ
それでも7は優しく接して上げたのに、ここの下等生物太陽系が霧散しかねない事をしつこく繰り返してくるから、さすがに呆れてしまってさ
こんなことばかりしていたら他の下等生物に嫌われますよって説教して止めさせて帰ってきたんだよ
何だか7は気持ちがとても疲れたから、7に優しい〇〇の領域に帰ってきたんだよ」
7からの説明で聞き捨てのならない世界人類のピンチを招いたような顛末を
にわかには信じられないものの
7の御機嫌を取らないと今度はこちらがエライ目に遭わされそうだと思い7を慰めることにする >>51
7は炭団の目から少女の目に変わりながら
7「次元踏破に失敗して惨めで可哀想な下等生物〇〇を指標に落ちてきたのは正解だね、また暫く厄介になるよ、あとこんな物をアノ下等生物が最後に渡してきたけど何だろうね?、もうこれで勘弁してくださいって何回も言いながら渡してきたんだよね」
7から手渡されたのは帯封印も切ってない札束が幾つも入った革製のバッグだった
名前も顔も知らない女性だが芸能人(女優)と云うのだけは本当なのかもしれない
要は7にお金を払って出ていって貰ったのだろうが、当の7は買い物すらした事が無いので貨幣価値など知りもしないのである
だが薄給の私としては有り難く受け取り7の迎えが来るまでの生活費に当てさせて貰う事にした ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています