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-真ホワイトシスターズ物語 本当に仲良しなのか???編-

スズが突然に来訪してきて新しい居候になって暫く経ったある日

俺は週末の休日なのでたまには一番広い部屋でテレビでも観るかと思い

スズと7に今日はソファーで一緒にテレビ観るぞと言うと

スズからは領域の主だから、ここ、ここ、こことテレビの真正面に座る様に奨められた

俺の右側にスズが左側に7が座ってから
今度は7がが観たいのを観てねと言ってきた

やけに気が回るなと、少しいぶかしみながらリモコンでワイドショーでも観るかと思い、テレビを点けた

休養と暇潰しを兼ねてなので適当にチャカチャカとザッピングをしていても

特にスズも7も文句も言わずにテレビを黙って観ている

と、スズがある場面で7に向けて訊いてきた、ここってアノ下等生物らが居た組織だよね

俺には何の事やら分からないが、とりあえずザッピングは止めて放送内容に集中してみる

途中からなのでよくは分からなかったが、北の辺境地域のナンヤラとか言うアイドルグループが5期生を全世界に向けて応募するらしい

へー、あんな辺境地域に引っ越してまでアイドルをする奇特な人が
世界規模で呼び掛けて居るものかねと思っているうちに
次の話題に移ったのでまたザッピングを再開し関心のある話題を探し始めた

スズがまた7に向けて、アノ下等生物らも、アイドルを辞めても大分に儲けていたから
下等生物なりに悪い事をして稼いだんだろうなと訊ねている

そこで初めて俺もスズが7に誰の話をしているのか察しがついてきた

7から聞いた話によれば、初めて訪ねた未知の芸能人のYが
7に恐れをなしたのか分からないみたいで

7が訊いてもいない話をたくさん語って聞かせて
同情の気持ちを起こさせて7に帰って貰おうとしたらしいのだ

しかし7には話の内容がほとんど理解が出来ないので、Yは心を閉ざしていると思い、Yとの短期の同居を諦めてしまい

Yに向けて7は話す繰り返し低次元の下等領域を僅かだけ(実際は太陽系ごとですって奥様怖いわね)消滅させる様に

アカシックレコード自動管理機構を貧弱なやり方で欺瞞しようとしても無駄だよ、ずっと7が止めてるんだよ

いい加減にに迷惑だから止めて欲しいんだよとまで言い、止めないならYにそれ以上の事をするからねと言うと

Yは蜘蛛の様に低姿勢になりカサカサと這い、7に謝りながら御詫びの粗品をと言いながら革製のバッグを7に渡してきた

それから他に7様が同居可能な者を紹介しますから、わたくしだけはどうかお許しくださいと

今度は床を舐める勢いで手足を使わずにくねりだしたので

7はYに嫌われたのかと思いながら、他の芸能人の個人情報を聴いて、Yの部屋を後にしたそうだ