>>437
７が行きとは違い、帰りは意気揚々と〇〇の部屋に帰ると、玄関にスズの靴が揃えて脱いである

スズが７のお願いで早目に帰ってきたんだー、良かったねー、〇〇と思いながら上がると

〇〇がソファーに座ってテレビを観ながら寛いでいるのを見付けたので

〇〇が元気になったー、嬉しいなーと、トテトテと近寄ろうとすると

低次元領域内ではほぼほぼ無敵のはずの７の低次元領域観測用の少女物を通して

高次元存在体の７の本体にまで強烈な力の一撃を受けてしまう

その攻撃を受けた少女物の方の７もまた、顔面を押さえて苦しんで床に倒れる

床に倒れた７を見た〇〇がスズに向かい、可哀想だからあまり酷い事はしないでよと言うが

スズ｢７、なぜ、お姉ちゃんが７に折檻したか分かるか？、たぶん７には分からないから、説明するよ
あのね、あのね、あのね、スズはね、群れ長たちとの会談中に呼ばれたから、７に体罰を与えたんじゃないんだよ
７が弱った〇〇の御世話よりも、〇〇を苦しめた元凶を弄りに行ったから、怒っているんだよ
こういう時は〇〇から離れたら、絶対に駄目なんだからね、スズを呼んだらスズが来るまでは
〇〇が可哀想な事にならないようにするために、７が出来る最大の努力をすることだけに集中をするんだよ｣

俺はスズのお陰で地球上で誰よりも早く新型感染症を克服したただ独りの人間として

スズには感謝しながらも７の教育とは云えども、あまり酷い事はして欲しくはないので仲裁に入る

取りなしたからかは分からないがスズは７を痛い目に会わすのは一回で止めにしてくれた

俺はせめて自宅内だけでも平和が欲しいと思いながら
ソファーの左側に７を座らせ、右側にスズを座らせてから、二人の頭をぽんぽんして和ませた