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H「ねえY、スズから私だけは、やはり赦せないとか言われてないわよね、また繰り返す様でしつこいけどさ

7の意中の〇〇に手を出したのは、三人の内で私だけじゃない、だから私だけ粛清されそうで怖くなるのよ」

Hの僅かに怯えるような話しを聞いて

S「あー、でもH、Hの記憶をYから教えて貰った感じだと、7にはその件は秘密だから、〇〇のことだけ忘れたら大丈夫みたいじゃない、ねえYもそう思うよね」

Sに振られてYもHに向かい話す

Y「Hは〇〇ってのが居るらしいってこと以外は、記憶を消されたか封印されてるみたいだからね

私がショコラの魔法でその時のHの記憶を読み出そうしたとたんに、スズが現れた事からしても、触れ得ざる〇〇だよ

だからHが覚えていた事を知ってしまった私もSも、こうして生きて居られるのだから、Hも安全安心してあないよ」

HはSとYに励まされてやっと気を取り直す

H「暖かい言葉をありがとうね、S、Y、それにしても、キモヲタならとっくに7にハメに行くような、組織Nで教わり鍛え上げられた

キモヲタは生かさず殺さずの転がし業をベースにした企画の出し物でも

〇〇は7に急接近にならないってのは不思議よね」

SもHに同意する

S「鍛え上げれば、握手と目力と会話と薫りだけで、キモヲタを操り、中にはそれだけで男から白い血を流させる、猛者も組織Nには居たしね

7やスズには、そういう高等スキルが無いから上手く行かないのかしらね?」

Sの話しを受けてYも話す

Y「居た、居た(笑)、握手系操作能力者とか陰で呼ばれるくらい、あの高等スキルはなかなか真似出来ないわ

でもアイツは体を張るような喧嘩は全然弱かったけどね(笑)」

弁当も食べ終わり軽くお酒を飲み、食後のお茶を啜る三人は

組織Nでキモヲタを転がし集金していた頃が一番のお気楽極楽だったのかしらとも思っていた

Yの、さあそろそろお開きにしましょうかの一言で、とりあえず今日の7様直属護衛軍の会議は終わり

Yに見送られてHとSは各自の自宅にショコラの魔法で強制転移されて帰宅した