>>692
YはKO事務所地下の自宅で紫色のツナギから部屋着に着替えてツナギを洗濯機に入れて

週末にスズに提出する企画書のまとめと細かい部分の再チェック始めた

一時のYは貯金を崩しながら細々と女優を名乗って生きて行くのかと

幾らか寂しい気分で毎日を過ごして来たのだが、例え女優の仕事ではなくても

大金の稼げる仕事は笑いが止まらないわねと独りゴチながら、カタカタとPCのキーボードを打っていると

Yの秘密の花園辺りから、くぱあ、くぱあ、くぱあと少女の声が聴こえてきたかと思うと

Yのスカートの内からスズが顔を上向きに覗かせながら現出してきた

Y「うわぁーーーっ、ス、ス、ス、スズ様じゃないですかっ?!」

Yは何の前触れもなく突然に現れたスズにビビり過ぎて

あと少しで漏らしそうなのを秘密の花園に力を込めて食い止める

スズ「こんにちはー、Yは元気で健康そうで良いねー」

そう言いながらスズはYの下腹部辺りを両手で軽くぽんぽんする

スズ「今日、Yに逢いに来たのはね、企画書の催促に来たんじゃないんだよ

人間の女として優秀なYを再確認しに来ただけなんだよ」

そう言いながらスズはYの下腹部辺りに耳を当て元気ですかーとか呼び掛けたりしている

驚いて話せないYを置いたままスズは話し続ける

そのうちに企画書だけではなくて、7にいろいろとYやHやSの持つ高等スキルを教えて貰うつもりだから

今日はYの仕上がりを直接に見に来ただけだから、これで帰るねと言う

最後にスズは手土産の茶封筒と、たぶんまた大量の焼き菓子の入っているらしい箱をYに渡すと

くぱあ、くぱあ、くぱあと言いながら、Yのスカートの中に潜って秘密の花園辺りから何処かへ転移して帰っていった

後には、何をしにスズが来たのか理解がし難いYだけが残された