>>697
俺の休日がスズの創った温泉郷に留まる事ばかりになり始めて、さすがにこれは堪らないかもしれないと思い始めていた

最初の頃の出し物は7とスズの見た目に近いJSかJCか、云ってもせいぜいJK1くらいが考えそうな

本当にしみじみとほのぼのした、まあ飽きられ易いかもしれない出し物が延々と続いていたが

それはそれで見た目通りには綺麗で可愛いので、7とスズにそれなりに声援やら拍手やらを贈っていたのだが

だかある日から、出し物の内容に下卑て下品な臭いがぷんぷんと混ざってきた

多少のそういう要素は笑いに変えられるとしても

その割合が止めどなく増えるとなると、くどくて嫌味が増してくる

初めて温泉郷で出し物を見せる前に、スズが我が劇団の名前は7とスズと〇〇の仲良し歌劇団だよと言うので

俺は出し物に参加はしないからなとキツメに言うと

スズは真顔で観客の〇〇が居なかったら〇〇と7とスズの仲良し歌劇団は成立しないでしょと言い切ってきた

俺はスズが名前の呼び順を変えてきたのに、僅かに違和感を覚えたが、聞き流してもいた

話を途中から変質してきた出し物に戻すが

歌劇団へのクレームのひとつは、一番最初にたった独りの観客の俺へ、本日も満員御礼のお礼のアナウンス後に必ずやる出し物として

左右の舞台袖からトテトテと歩いて現れたスズと7が、創作歌の7とスズは仲良し仲良しの歌を歌いながらの簡単な踊り見せてから

舞台中央で手を繋いで締めの挨拶をしたり、軽くハグしてから締めの挨拶をしたり程度だったのだが

ある日から、結構なディープキスをしたり、普通の姉妹なら、触らないであろう部位を互いにまさぐりはじめたのだ