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「そんな運営と連携がとれていれば、わざわざ注目を集めるようなことはしなかったはず。つまり、向井地さんは運営サイドの許可なく、反射的にツイートしてしまったんです。普段は『文春』報道に触れないことも多いスポーツ紙なども、彼女のツイートを拾う形で、岡田さんの件を取り上げるように。それで運営に注意されたのか、向井地さんは翌日、ややトーンダウンして再ツイートしました」(テレビ局関係者)

 向井地は11月21日付の投稿で、

《改めて運営に確認を取ったところ『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした。ですが世間ではAKB48=恋愛禁止という認識が強いため、まずはそのギャップを正した上で、今後そのルールをどうしていくか考えるべきだと伝えたかったのですが、恋愛を解禁すると受け取られるような発言をしてしまい、申し訳ございません》

 と謝罪。以降、この件についてはツイートしていない。

 向井地に悪気がなかったことは明白で、グループの将来を思っての行動だったこともわかる。それに間違いなく“火種”は岡田だったが、残念ながら、向井地はその火に油を注ぐ行動をしてしまったのだ。

「自身のスキャンダルがAKB全体の騒動にまで及び、責任を感じた岡田さんは、グループを離れざるを得なくなりました。卒業発表時の文章に『スタッフさんからは卒業の発表は無いと言われましたが』と書いていたことにも批判の声が多いけれど、本人としては『決してクビになったわけじゃない』『運営が悪いわけじゃない』と言いたかっただけでしょう。岡田さんも、向井地さんも、グループを守りたい気持ちが強かったはずなのに、どうも裏目に出てしまったようです」(同・前)

 しかし、AKBはもう10年以上、いくつものスキャンダルを乗り越えて成長してきたグループでもある。かつてない危機的状況だが、メンバーと運営の一致団結で、この苦難を乗り越えられるか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/238c9ffe34d847a9d3311b17c68a017482a01d18