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良く見れば若い女性を止めた少女は希にも見ないような美少女であった

化粧気の無い、いや余計な化粧などをしたら、美しさを汚しでもしてしまいそうな美少女であった

その少女は片割れの双子少女に向かって言った

スズ「7は私が迎えに来るまで、この辺りで見付からないように探索して居なさい、スズはこのオバサンにお話があるから、別の領域に居るからね、用があったら迷わずに呼ぶんだよ」

少し呆気にとられた若い女性は、オバサン呼ばわりされたことに腹を立てるのも忘れて、少女たちの会話を黙って聞いている

オバサンが目の前の少女に言い付けられた方の少女は、恐らく双子の妹なのかなと思っていると

7「うん分かったけど、〇〇が帰る前に家に帰れるよね?」

スズ「そんなの当たり前だよ、じゃあ、オバサンは私と行こうか」

えっ、行こうかって勝手に何を決めてるのよ小娘と、やっと驚きから立ち直り、文句を口にするより先に、オバサンが道路から消える

次の瞬間にオバサンは見知らぬ少女と二人きりで見知らぬ部屋に立っていた

スズ「低次元下等領域に長めに居るといろいろとあるね、T」

何でこの少女は私の名前を知っているの?

オバサンはまた驚かされた!