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真顔の7がいつもの幼さの混じった話し方と違う調子で話し出した

7「三人とも、忙しい中にかけた召集令だが、良くぞ来てくれたな、礼を言うぞ」

7「7とそちら三名と〇〇の間で過去に有った事は全て許した上で、改めて何が有ったかを言おう」

Yは不埒にも〇〇が住まう太陽系ごと世界を消滅させようとした

Hは不遜にも7の大切な〇〇に嫌らしい事をしようと企んだ

SはS自身は関与はしなかったが、Sの幼馴染みの男が、あろうことか7が〇〇とスズにしか許していない神聖な行為をしようとした

7は跪く姿勢から素早く土下座に変えた三人を、玉座より冷たく見据えながら話を続ける

7「スズが試しを与えては如何かと進言してくれたので、お前たちに直属護衛軍の任務を与えてみた、結果としてお前たちの忠誠心は誠のものであると確信した」

がしかしと7は続けて話す

7「スズからは人間とは同じ過ちを繰り返すことも有ると聞き及んでいる、よって改めて7の大切な〇〇の遊行に行く前に、お前たちに新たな名付けの儀を行う」

7がソコまで話すと代わりにスズが話す、三名とも7様の御手の届くところまで近付きなさい、近付いたら頭を垂れよ

YとHとSの順番で、怖いほどに真顔の7様による、頭ぽんぽんの儀式が終わると7が真顔から鬼の形相に変わると告げる

7「直属護衛軍の名に加えて、三名に遊行中は7と愉快な友人たちの名を与える、もしも三名に邪念邪心が芽生えたならば、スズに頼むもなく、私自らが地獄の方がまだマシと思うほどの目に会わせようぞ」

7から発せられるあまりの強大な鬼気に三人揃って大小便を漏らして失神してしまった

目覚めた三人はニコニコ顔に戻った7様と真顔のスズ様に、見詰めらているのに気が付いたので御不浄をしてしまい申し訳ありませんと、また土下座をする

スズ様が7様は御不浄は気にしてないから大丈夫だと告げて、三人の体も服も綺麗にしたから、こっちで竜宮島(妖精島)で行う

7と愉快な友人たちツアーの細かい打ち合わせをするよと、テーブル前の椅子に座るように促される

スズの創造領域で長い打ち合わせが始まる