秋元康の“魔法”が解ける日に向けて──ラストアイドルの解散が示す「AKB商法」の終焉

3月9日、アイドルグループ・ラストアイドルが5月いっぱいで解散することが発表された。2017年にデビューしたこのアイドルは、秋元康がプロデュースする31人体制のグループだ。

 しかし、その活動は当初から迷走を続けた。そこから脱せないまま4年半で終焉を迎えたという印象だ。

 このラストアイドルの終わりは、00年代後半以降、長らく続いてきた「AKB商法」が終焉に近づいていることを意味する。つまり秋元康が日本社会にかけた“魔法”が解けつつある──。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichiromatsutani/20220331-00289119