例えば、LINEが毎年行う国内数十万人を対象としたアンケート調査で、2022年の好きな女性アイドルとして、LE SSERAFIMもIVEも10位以内に入らない。

全体では乃木坂が1位で日本勢が続き、4位NiziU、5位TWICE、6位BLACKPINKだけがK-POP。特に男子では若者層でも乃木坂が圧倒的に強い。

20代女子だけでのランキングでも上記以外のK-POPは入らず、10代女子ではこれにITZYとKep1erが加わる。10代・20代女子の間でも、LE SSERAFIMやIVEは人気10位にも入らない。

SNSの数字ではK-POP人気の凄さが出回るが、それは、①ファンが海外に多くその数字も入る、②ファン層はSNS利用度が高い層が中心、③熱量が高いファンが多い、ためだろう。「1人1票」的な調査で広く国内全体の人気実態を見ると、実はSNSの印象とはだいぶ違うことがわかる。