珠理奈がSKE48の停滞感、いつまでも育たない後輩の体たらくに鬱積した感情を隠そうともしなくなっていた2019年、珠理奈は運命的な出会いをする
珠理奈を慕ってSKEに加入した、当時若干10歳の林美澪だ
当時の珠理奈は他のメンバーと足並みが揃わずグループ内で孤立しており、珠理奈自身もやる気を感じられない後輩に苛つきをぶつけてしまう事もあってか、誰も珠理奈に話しかけようとしなかった

そんな見通しの暗い状況の中、たった一人美澪だけは毎日のように珠理奈に話しかけていたのである

珠理奈も最初の頃は美澪の事を、この子新人なのによく話かけてくるなあ、怖くないのかな私の事をと面倒くさそうにしていたが、美澪の屈託のない笑顔と、学校であった楽しかった話等を聞いているうちに、荒んだ自分を癒してくれる存在と気づいた珠理奈は次第に心を開いていった