「民衆は、たたかいの中の死者の名前を忘れない。たとえばラテンアメリカにおいて、デモや集会で、ある死者の名を叫ぶ一団がある。それは点呼だ。すると後続の一団が「プレセンテ! プレセンテ! プレセンテ!」と叫ぶ。彼らは、死者に代って「はい」と答えることで、死者もまた「ここにいるのだ」という意志を表示するのだ。」