だってさ

■3期生
期のキャリアとしては6年目。グループアイドルとしてはもはやベテランと言ってよい領域でしょう。
しかし、最新シングルにおいて、選抜人数では4期の後塵を拝し、表題センター輩出回数でも4期に後れをとります。
1期生がいよいよ全員卒業となり、実質最年長世代となりましたが、いざ自分たちが主要世代となったとき、数字だけを見ればすでにピークを過ぎ去りつつある感も漂います。
確かにドラマ、舞台にと、外仕事における活躍には目を見張るものがあります。しかし外でしか存在価値を示せなくなっている、とも。
グループアイドルであるならば、目指すべき場所、目指すべきポジションというものがあるでしょう。
乃木坂の内でもう1度花を咲かせられるのかに注目したいと思います。

■4期生
選抜メンバー、センター経験人数で見ても、今の乃木坂の中心の中心。
しかしどうでしょう、それに相応しい、<この子たちに託したい>と思わせる逞しい発言というのはさほど見えません。
将来何になりたいのか、この場所でどうありたいのか、そういうところが見えてこないかなぁ。
「私はこうなりたい(ありたい)」と勇敢に語る子の夢にファンは乗っかりたいものでしょう。
そんなにも乃木坂が好きだと言うならば、もう、愛を受け取るだけでは無くて、愛を与えられる人間にならなくてはいけないはず。
期としての連帯感・紐帯も、上の代、下の代と比べるとやや弱いように感じます。
あとは、4期生から3人目の単独センターを出せるかどうかに着目。

■5期生
最初から色々とあった世代だけれども、いやあったからこそ、期としてのまとまりは強固になりました。
各々のキャラクターもかぶって居なくて、11名としてのバランスも優れているように思います。
期として横並びだった活動もまもなく終わるはず。
彼女たちがグループに出来る最大の貢献は、少しでも早く、少しでも多く選抜メンバーに割り込むことでしょう。
それだけの資質はあると思います。

総括
「先輩たちが作ってきたこのグループを大切にして」的なコメントはもう聞き飽きました。
(わざわざ言われなくてもそれくらいはもうわかっています)
それを自明の前提に、「私たちが今の乃木坂だ。何か文句はあるか?」くらいの顔をして活動をして欲しいと思います