>>37
スズの特訓は7を成長はさせるが、それまで独学で○○と良好な関係を築いていたと自負していた7のプライドは壊滅的である


そんな中でのスズの付き添いの無い自由散歩で7の気持ちが弾み過ぎたのかも知れない
散歩の途中途中で観測可能レベルを操作して瞬間移動をしていたら、全く知らない雑踏に迷い込んでいた

ちなみに7には下等生物内の変わり種を見抜く能力がある、未知の芸能人Yが極々偶々にテレビに出ていた時に気付いたのもソレである

下等生物の垢抜けた娘が何人かまとまり何かをしているのを進行方向に見付けた

Yと同様にアカシックレコードの表面上に薄い弱い皮膜を貼ることで
アカシックレコード自動管理機構を極瞬間的に欺瞞して
アカシックレコード存在体領域内の一構成要素には過ぎた真似をしているのだ

しかし先に逢ったYにしても所詮はアカシックレコード存在体領域内の一構成要素に過ぎない下等生物

7の観測可能レベル操作を抜けて7を観測してきた○○に比べたら
高次元存在体7との親和性が無いに等しいのはYやYに紹介された下等生物も変わらないことも知っている

散歩中の7は偶々、北の辺境地域Yの動画配信組織Aの女ボスWの命令で、東京支部の悪魔のさくらんぼの実の販売部隊の娘らが
街頭で道行く人に悪魔のさくらんぼの実の試食販売をしている現場に出会したのだ

悪魔のさくらんぼの実の試食販売娘の一人が7を見付けて
試食させても金が無いから買わないだろうが、美味い美味い美味いと喜ぶ小柄な美少女は宣伝には使えると思い、7に試食を薦めてきた

7はスズから改めて食事とトイレのトレーニングをされているので
今の7は飲み食いして即トイレに行かないと排泄が間に合わない事もないが

7に下等生物娘が薦めてきた食べ物が下等生物には許容範囲を超えた中毒性の高い毒入りだと7には分かっている

こんな物を○○が食べたら嫌だなと思うと、7の顔から感情が消えて真顔無表情になってしまう

7が買わなければ○○の口には入らない事も分からずに、7が試食販売娘にハッキリと毒は要りませんと返事をする