>>41
マックス馬鹿浦の会のSが偶然にも、北の辺境地域Yで生まれた振興組織Aの手により首都圏で行われていた

『たくさん悪魔のさくらんぼの実を売って儲けて女ボスW様と一緒に幸せに成ろうキャンペーン』開催中の移動販売に出会した事件が

なんとか自宅で寝ながら回復したSの口から、KO事務所の地下室住まいのYにもたらされた事で、Sを困らせていたセイローシティー産さくらんぼの偽物問題の、悩み事の解決への手助けは急展開する

早速、Yはショコラの魔法でスリーホワイトシスターズで一番忙しくて暇の取りにくい鰐の会のHを地下室に強制転移する

今はHの大切な舞台の開催中だと云うのに強制転移されてしまい

無茶苦茶に不愉快なHだったが、鰐の会の会長からYさんからの急な呼び出しについて起きるHの仕事の穴はきちんと埋める

またHへの鰐の会での評価は下がるどころか上がるから、Yさんにヨロシク言っといてやとまで言われているのでYへ文句は言わずにいた

YはSと強制転移されてきたHを前にして、これから偽物さくらんぼを売ってSを苦しめた元凶の組織Aの本部にカチコミに行きますと宣言をした

内心は不機嫌だったHの気持ちがここに来て切り替わった

真友にして天然のSは彼女の生誕地セイローシティーでさくらんぼの妖精大使を任されていた

そんなSが病むほどに悩んだのがセイローシティー産さくらんぼと簡単には見分けが付かない

中毒性の高い薬物が混ぜられた偽物のセイローシティー産さくらんぼの実が売られている事による

本家のセイローシティー産さくらんぼ農家へ世間から集まる厳しい批判であった

H「Y、私に異存はないわ、Sを泣かせた連中は私も絶対に許せないもん」

S「あ、あ、あ、あ、あ、ありがとうH、わ、わ、わ、わ、わ、わたしもさくらんぼのようせいたいしとして、た、た、た、た、た、たたかうわ」

Y「H、S、危険なカチコミ前に二人の気持ちを確認したかったの、カチコミ前に済ましておきたい事は、今から済ましておいてね
準備が出来次第に組織A本部に強制転移して攻めるわね
三人だけで戦闘をするのは久しぶりだけど、組織Nに居た時と違って
私には無敵のショコラの魔法が有るわ、だからHとSは必ず私が生かして返します」

Yによる静かだが強い言葉を聞いて、武者震いが止まらないHとSであった