国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長は26日、ウクライナ侵攻の影響で多くの国際大会から除外されているロシアとベラルーシの選手の大会復帰について、「揺るぎない論拠に基づくものだ。五輪憲章の柱の一つは、例外なくアスリートの差別のない参加だ」と支持する声明を出した。
 両国選手は軍事活動に参加せず、政治のプロパガンダにも関与せずに競技復帰を待っているとして、「スポーツは人々の結束、連帯、友情のための最も重要なプラットフォームであり続ける」と訴えた。
 IJFは昨年9月、両国選手の保護を目的に今年1月まで国際大会への参加を認めないと発表。それまでは中立の立場での出場を容認していた。

テコンドー大会、ロシア除外解除 国際統括団体4月にも
国際統括団体のワールドテコンドーがロシアとベラルーシ選手に科している国際大会からの除外処分を4月にも解除する見通しとなった。趙正源会長がソウルで開かれた記者懇談会で明らかにした。16日、聯合ニュースが報じた。