見覚えのある ズル剥けハゲ
歯の抜けた口で 胸が震えた
早いドモりで まぎれもなく
今も米カスの あの人なのね

朝ノックの一歩手前で こみ上げる苦い思い出に
言葉がとても見つからないわ
額広がってもこうして 中傷していることを
さりげなく 告げたかったのに


四年の時が 変えたものは
落ちぶれた推しと わたしのこの髪
ネットの中から 塀の中へ
連れられ逝くのね 気づきもせずに

ポリスの人波に飲まれて 消えてゆく光る頭が
やけに哀しく 心に残る
パトカー乗せられる頃には ヤリ捨てにされたおぎゆかに
ありふれた 夜がやってくる 


La la la・・・
La la la・・・