51日で解散ワロタ


期待のボーイズグループが初のファンイベントで解散発表…デビューから51日の活動に終止符
2022/06/12 13:36



ABEMAの配信オーディション番組「14ALL」で誕生した6人組ボーイズグループ、VECTALL(ベクタル)がデビューから1カ月を迎えた11日夜、東京・代官山のSPACE ODDで行われた初のファンイベントで今月末で解散することを報告した。


平均年齢は19・7歳で、5月11日のシングル「Break of Dawn」で正式デビュー。ステージではサイリウムなどを振りながら応援する約100人のファンの後押しを受けて、同曲や昨年12月配信のプレデビュー曲「Perfect Love」などを熱唱。都築雄哉(22)は「今までは動画越しのパフォーマンスでしたが、今日は初めて直接お見せできてうれしいです」と感激していた。

解散は8日に公式サイトで発表。リーダーの松田宝(19)はプレデビューから約半年、デビューから51日で活動を終えることについて「短い時間でしたが、応援ありがとうございました」と感謝し、上之園京生(19)は別れを惜しんで涙をぬぐった。


初のファンイベントを開催したVECTALL=東京・代官山
「14ALL」では韓国の人気男性グループ、SHINeeのボイストレーナーを務めた近藤章裕氏と、韓国、日本、台湾出身の女性グループ、TWICEのモモ(25)の実姉で東方神起のサポートダンサーを務めたhanaがトレーナーを担当。14人の候補から都築、松田、上之園、長尾航大(21)、長谷川湧也(19)、宮澤遼太朗(18)の6人が選ばれた。グループのコンセプトは「J-POPとK-POPをリミックスしたシティーボーイ」。グループ名には「エネルギーのベクトル(VECTOR)をすべて(ALL)に向ける」という意味が込められた。


解散はメンバーの家庭の事情などを考慮して総合的に判断。メンバーと事務所が話し合いを重ねて決断し、「今日はレッスンの成果を出し切れた」という上之園は「それぞれの道を歩むという前向きな思いもあります」と説明した。この日はグループとして初めてファンに生のパフォーマンスを披露し、松田は「心の通じ合いを感じることができました」と実感。メンバーの大半は芸能活動の継続を視野に入れており、長尾は「今後も人に夢を与えられるようなことを目指していきたい」と話していた。