ようやく当時の支配人と警察が来て、男3人は警察に連行され、
翌9日にAとBが暴行容疑で逮捕された。

「彼らは20日間勾留されましたが、12月28日に不起訴処分となりました。
NGTの他のメンバーが犯人に協力していた、暴行をしむけていた
という山口の主張をもとに、警察もメンバーの事情聴取や、 携帯電話の通信記録を調べて関与を調べましたが、
それはなかったそうです」(前出・地元記者)

しかし、いまや世論を誘導する存在のSNSでは
「警察の情報も嘘だ。地元自治体と手を組んだ運営側が操作している」
「被害者の山口の涙の訴えがすべて。彼女の主張が正しい」
「チームNとチームGの関係は険悪。 山口に嫌がらせして
辞めさせようとした派閥の仕業」などという意見が活発に飛び交っている。
それが揣摩臆測(しまおくそく)や思い込みであったとしても、
フェイクニュースに引きずられてしまうのが人間のある種の特性ゆえ、
それが真実だと信じられがちだ。


■中村竜太郎
元「週刊文春」エース記者
NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、
「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。


結局、西潟と太野は事件と関係ないと書いた文春が正しくてネットが間違っていたな
ガセネタを信じるようでは文春のエース記者は務まらない