昨年トータルでもっとも大きなボリュームを占めたJ-POPガールズグループは、やはり乃木坂46だった。人気メンバーの卒業が続いていたが、その関心はいまも堅調に推移している。

 それに続くのが、デビューから3年ほどのNiziUだ。デビュー当初の勢いはないが、それでもひとびとの関心は持続している。

 意外なのは、AKB48がけっこう多いことだ。人気の凋落が著しく「AKB商法」も破綻したものの、多くのひとはそれも含めてAKBにいまも注目しているようだ(「紅白落選も必然だった…AKB48が急速に『オワコン化』してしまった4つの理由」2020年12月27日)。

また、ハロー!プロジェクトはあまり検索ボリュームが大きくない。とくに一世を風靡したモーニング娘。は、存在感が薄い(略称「モー娘。」の検索ボリュームも小さい)。ハロプロはジャニーズと同じくストリーミング配信をしていないが、その影響が徐々に生じ始めている可能性がある。