>>645
家事を任せている7が、週末になると不味くはないがあまり作らないような変わった料理ばかりを出してきた、おそらくは精の付く食品を多用しているのだろう

スズが7の料理をベタ褒めで自分の食べる分まで幾らかこちらの皿に乗せてくるし
7の皿の盛に比べると俺の皿の盛りは多すぎるくらいだったが口には合うので完食した

その夜にスズと7と一緒に寝ようと寝室に行くと普段着ているパジャマとは違う
ある目的が分かりすぎるくらい分かる寝間着でスズと7が待ち構えていたので

俺は黙ってスズと7の首根っこを左右の手で掴んで寝室から連れ出すと昔の二人の寝床の脱衣室の床に放り投げて寝室に帰った

最近たまにスズと7が女を見せてくるので、そういう気にはなれない俺としては追い出すしかなかった

その後の二人の様子をその時の俺は知らなかったが、その度に7は落ち込んでしまい、悲しみを堪えて顎に梅干しを作って震えて要るのを、スズが一生懸命に次は何とかするから、お姉ちゃんに任せてと言って慰めていたそうだ