1それでも動く名無し 警備員[Lv.1][新芽警]2024/05/28(火) 01:34:33.26ID:OO4VRnHX0
https://friday.kodansha.co.jp/article/373682
「今までテレビや雑誌などいろいろなメディアの取材を受けてきましたが、あんな経験は初めてでした。制作陣と別れて一人になってから、怒りと悲しみで涙が止まらなかった。もう二度と、CBCテレビと関わるつもりはありません」
FRIDAY記者にそう怒りを露(あらわ)にするのは、愛知県に住む大山寛人(ひろと)さん(36)だ。
’98年10月、寛人さんの父親である大山清隆死刑囚(62)は自身の養父(当時66)を保険金目的で殺害。’00年3月には、妻で寛人さんの母親でもある博美さん(当時38)も同じ目的で殺害した。寛人さんは残された加害者家族、そして被害者遺族として自身の経験をメディアで語っている。そんな寛人さんがCBCテレビ(中部日本放送・TBS系)から”ヤラセ演出”を強要されたというのだ。
「きっかけは、今年4月下旬にCBCテレビから加害者家族を取り上げる公共CMの撮影をしたいという依頼があったことでした。その時は、詳しい内容を知らされなかったので承諾したんです。最初からヤラセがあると知っていれば、もちろんお断りしていました」
そして5月上旬、撮影場所に出向いた寛人さんへ、CBCの担当者から驚きの要望が伝えられる。
「担当者からいきなり、向こうが用意してきた台本を読んでほしいと伝えられたんです。その台本には、『僕は人殺しの息子だ!』『僕は人殺しの息子というだけで差別を受けてきた』といったニュアンスの言葉が並んでいました。それから、父親から送られてきた手紙を燃やす画(え)を撮りたいと言われて、手元にはないと伝えるとダミーの便箋(びんせん)を『父親の手紙に見立てて燃やしてください』とも言われました。自分がなるべく悲惨な状況にいる画が撮りたいというテレビ局側の意図はわかりますが、私は撮影が終わった段階でこれは放送するべきではないから断ろうと思いました」
CBCの悪質な演出に寛人さんの怒りが込み上げるなか、さらに驚愕(きょうがく)の要求を突き付けられる。
「撮影の担当者から、私への誹謗中傷が投稿されたXのアカウントの画面を見せられて、『これを悲しそうな感じで見ているシーンを撮らせてほしい』と言われたんです。その誹謗中傷アカウントはCBCのスタッフが勝手に作成したもので、《大山寛人は、殺人者の息子だ》《大山くんと友達になるのはやめて》《お前も殺人犯だ》などの投稿がされていました。担当者は、特に悪びれる様子もありませんでした」
この誹謗中傷アカウントを目にして寛人さんの我慢は限界を迎えた。怒りを通り越して悲しみに襲われたという。
「台本の準備や父親の手紙を燃やす演出については、もちろん許す気はないけれど、なんとか自分の気持ちを収めることができた。しかし、誹謗中傷の文面の捏造(ねつぞう)はさすがにやりすぎだと思いました。確かに、私は過去にこういった誹謗中傷を受けてきました。ただ、こういう文章をテレビ局の人たちが捏造までするというのは本当に理解できなかった。どういう気持ちで作ったのだろうと思うし、人の道を外れたような行為だと思います。実際に受けた誹謗中傷よりも、今回、テレビ局の捏造行為を目の当たりにしたことのほうがよっぽど傷つきました」
「今までテレビや雑誌などいろいろなメディアの取材を受けてきましたが、あんな経験は初めてでした。制作陣と別れて一人になってから、怒りと悲しみで涙が止まらなかった。もう二度と、CBCテレビと関わるつもりはありません」
FRIDAY記者にそう怒りを露(あらわ)にするのは、愛知県に住む大山寛人(ひろと)さん(36)だ。
’98年10月、寛人さんの父親である大山清隆死刑囚(62)は自身の養父(当時66)を保険金目的で殺害。’00年3月には、妻で寛人さんの母親でもある博美さん(当時38)も同じ目的で殺害した。寛人さんは残された加害者家族、そして被害者遺族として自身の経験をメディアで語っている。そんな寛人さんがCBCテレビ(中部日本放送・TBS系)から”ヤラセ演出”を強要されたというのだ。
「きっかけは、今年4月下旬にCBCテレビから加害者家族を取り上げる公共CMの撮影をしたいという依頼があったことでした。その時は、詳しい内容を知らされなかったので承諾したんです。最初からヤラセがあると知っていれば、もちろんお断りしていました」
そして5月上旬、撮影場所に出向いた寛人さんへ、CBCの担当者から驚きの要望が伝えられる。
「担当者からいきなり、向こうが用意してきた台本を読んでほしいと伝えられたんです。その台本には、『僕は人殺しの息子だ!』『僕は人殺しの息子というだけで差別を受けてきた』といったニュアンスの言葉が並んでいました。それから、父親から送られてきた手紙を燃やす画(え)を撮りたいと言われて、手元にはないと伝えるとダミーの便箋(びんせん)を『父親の手紙に見立てて燃やしてください』とも言われました。自分がなるべく悲惨な状況にいる画が撮りたいというテレビ局側の意図はわかりますが、私は撮影が終わった段階でこれは放送するべきではないから断ろうと思いました」
CBCの悪質な演出に寛人さんの怒りが込み上げるなか、さらに驚愕(きょうがく)の要求を突き付けられる。
「撮影の担当者から、私への誹謗中傷が投稿されたXのアカウントの画面を見せられて、『これを悲しそうな感じで見ているシーンを撮らせてほしい』と言われたんです。その誹謗中傷アカウントはCBCのスタッフが勝手に作成したもので、《大山寛人は、殺人者の息子だ》《大山くんと友達になるのはやめて》《お前も殺人犯だ》などの投稿がされていました。担当者は、特に悪びれる様子もありませんでした」
この誹謗中傷アカウントを目にして寛人さんの我慢は限界を迎えた。怒りを通り越して悲しみに襲われたという。
「台本の準備や父親の手紙を燃やす演出については、もちろん許す気はないけれど、なんとか自分の気持ちを収めることができた。しかし、誹謗中傷の文面の捏造(ねつぞう)はさすがにやりすぎだと思いました。確かに、私は過去にこういった誹謗中傷を受けてきました。ただ、こういう文章をテレビ局の人たちが捏造までするというのは本当に理解できなかった。どういう気持ちで作ったのだろうと思うし、人の道を外れたような行為だと思います。実際に受けた誹謗中傷よりも、今回、テレビ局の捏造行為を目の当たりにしたことのほうがよっぽど傷つきました」