KDDI(au)は今月末、主に「ガラケー」と呼ばれる旧来型携帯電話で使われている通信規格「3G」回線のサービスを終了する。期限が迫るなか、KDDIは、携帯電話を継続利用したい人は早期に機種変更するよう呼びかけている。

3G利用者は60歳代以上の高齢者が多いため、専門スタッフが契約者宅を訪問し、その場で相談しながら変更手続きができるサービスも進めてきた。「移行は順調に進んでいる」(広報担当者)という。

 調査会社「MMD研究所」が今年2月に60〜79歳の男女を対象に行った調査では、旧来型の携帯端末を利用する人のうち、約16%が3Gサービスの終了自体を「知らない」と回答した。移行を検討する利用者からも、使い慣れたガラケーに代わるスマホでの操作を不安視したり、利用料金が上がるのを心配したりする声が目立った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/282bcc7c8d3eda1836e1b456efb0d98dab524a68?page=1