飲酒運転をして事故を起こし、事実上の引退となるかと思われた元米大リーガーの姜正浩(カン・ジョンホ、34)が韓国プロ野球界に復帰することになった。

 韓国のプロ野球球団キウム・ヒーローズは「姜正浩と17日、最低年俸(3000万ウォン=約300万円)で2022シーズンの選手契約を締結した」「18日午前、韓国野球委員会(KBO)に、姜正浩に対する任意契約解除(任意脱退)復帰承認を要請した」と明らかにした。KBOは来週、キウムの要請を承認する見通しだ。

 キウムは積極的に今回の「復帰」を後押しした。コ・ヒョンウク・ゼネラルマネージャー(GM、50)は米国にいる姜正浩と先週3回電話で話し、迎え入れる意思があることを伝えた。コ・ヒョンウクGMは「野球界の先輩として姜正浩に野球人生を終える最後のチャンスを与えたかった」「野球選手がグラウンドに立つことができないことほど大きな懲戒処分はないと思う。時間が経ったのでファンも許してほしい」と語った。

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