23日付けの「スポーツ報知」では高橋由伸氏、宮本和知氏、村田真一氏の3人の野球評論家の対談による今季のチーム展望を掲載。それに先んじて、同サイトの中で公開されていたYouTubeチャンネル「報知プロ野球チャンネル」中で、こんな発言があった。

懸案の「1番問題」の話題となったときに高橋氏は「僕は丸がいいと思います」と発言、出塁率が高いことを理由に推す中、村田氏が坂本を推す場面があった。これに対し高橋氏は

「勇人1年間持つのかな?コンディション的に。そう思うと丸のほうが体も強そうだし」と丸を1番打者に押す理由を説明。「勇人は弱いわけじゃない」とフォローしながらも年間通してパフォーマンスを残せるか、懐疑的な見方をする場面もあった。

同様に村田氏も坂本に関して「まだまだ老け込む年じゃないから」とハッパをかける場面もあった。

これらの発言で浮かび上がってくるのは、坂本のコンディションに関して以前から不安を感じていたという点だ。
「高橋氏は2016年から3年間チームを預かった前監督でもあり、村田氏はその時のヘッドコーチです。坂本を最も身近で見てきた2人だからこそ、言葉に重みがあります。若い頃は故障も少なかった坂本ですが、近年は慢性的な腰痛も抱え、昨年は5月に右手親指を骨折するなど、近年は故障離脱が目立つようになってきている。本人もその点は意識して、今オフは体幹を重点的に鍛えるなど対策を取ってきたようですが、今回の事態になってしまいました」(放送関係者)

サンキューパンダ