金田増量の効果出たんやな

プロからは遊撃手として注目されている。冬場は「まずは体作りを一番に、技術面では長打力を上げた」と打力アップに励んだ。秋は181センチと長身ながら体重が71キロしかなかったが、ジムに通って筋力トレーニングを積んだ。80キロと9キロの増量に成功。「木製バットでもフェンスオーバーが目に見えて増えた」と成果を感じている。高校通算5本塁打だが、甲子園でも長打が期待できそうだ。

守備面でも、新境地を開いた。広島の菊池涼介内野手の著書「異次元へ」(廣済堂出版)を読んで、感想文を提出。「ポジショニングは投手の特徴や打者のスイングを見て。定位置はないと思った」。洞察力を磨き、自在に守備位置を変えていく。