https://news.yahoo.co.jp/articles/b207e28533217f417cd3fffffce1917acdd8897f

調教ヘルメットはまだ新人の黄色から青に変わったばかり。小沢大仁騎手(19)=栗東・松永昌=が、ダイメイフジとのコンビでG1初騎乗に臨む。「当日になったら緊張すると思うんですが、今はまだわくわくが先に立っています。せっかくいただいたチャンス。ものに出来るように頑張ります」 愛知県瀬戸市出身。G2高松宮杯だった時代から、高松宮記念は中部の競馬ファンにとっては一大イベントだ。中学生だった小沢少年も現地観戦したという。「ほんとに大きなお祭り。中京にはG1が2つしかありませんし、高松宮記念は、愛知の人にとってはダービーにも匹敵する大事な競走。スタンドから見ていた競走に自分が乗るということが、感慨深いです」。キャリア2年目でも、その入るゲートの重みはよく分かっている。 ただひとつ残念なのは、両親が当日の入場券抽選に落選してしまったことだ。「先週は当たって、来てもらえたんですけどね。自宅でテレビで見てもらうことになると思います」。であるなら初めて乗るG1、初めて乗る宮記念の感慨をいち早く両親に伝えるには、勝利騎手インタビューの場にたどり着くほかない。

大臣、愛知民だったんやな