>>628
《スワローズ番記者》
「高津臣吾監督(53)は優秀な投手コーチでもあって、たとえば『もう一つ球種を増やせ』とか
『アウトローへのコントロールをつけろ』と、明確な課題を与えて二軍に落とすんです。
で、それをクリアした者が一軍で活躍する、という形になっています。
投手陣で面白いのは大下(佑馬・29)。去年の途中から現役時代の高津投手のように
ヒジを下げたサイドスローに転向し、今年のキャンプでは高津監督がシンカーを教えたんですが、
それを13日のソフトバンクとのオープン戦で初めて投げて今宮健太(30)から三振を奪ってましたからね。
それと梅野(雄吾・23)。1年目からリリーフで使われて期待されていたものの伸び悩んでいたのが、
今年は高津監督が「先発で使う」と言っていて、実際、楽天相手のオープン戦で先発し、3回をノーヒットに抑えていました。
昨オフ、ヤクルトはほとんど補強しなかったので、高津チルドレンがどんどん出てこないと連覇は厳しいですね。
高津チルドレンといえば『奥さんの板野友美のことは書くな』と監督が釘を刺している高橋奎二(24)。
高津監督は結婚の保証人にもなっているほど可愛がってて期待してるので、
高橋本人より有名なアイドルだった嫁中心に語られることへの拒否反応が強いんでしょうね。
いつ嫁さんネタが解禁になるかも注目です(笑)」

《トラ番記者》
「不安点ばかり目につきますよ。まず、矢野燿大監督(53)はストッパーをケラー(28)に任せる予定ですが
、アメリカ時代のデータでは四球が多いんです。昨シーズンは33回1/3を投げて四球22個、三振36個、防御率6.48ですから。
入団会見で「ミスターKKと呼んでくれ」とかなんとか言ってましたけど、球団OBは「ミスターBBちゃうか」と苦笑してました。ケラー劇場……恐怖しかない。

ところで、矢野監督の今年限りでの退任発表の影響ですが、いいほうに作用するとは思えませんね。
選手が退任をイジったTシャツを着たり、予祝だと言って糸井嘉男(40)と西勇輝(31)が監督を胴上げしたり、
それを矢野本人が「嬉しい」と言ったり……チームのムードが明るくなった、と見る向きもあるけど、僕に言わせたらユルユルで緊張感の欠片もない。

監督を男にしたる、という雰囲気ではない。日ハムの新庄剛志監督(50)が真面目に見えますから。
成績に関係なくシーズン中から監督人事が進行するわけで、阪神担当は忙しいですよ。
シーズンが始まって負けが込んでいってしまった場合、普通なら“休養”ってカードを切って逃げる訳ですが、
既に監督本人が、今年で辞める、と言ってるわけですから、それはできない。どないするんでしょうね?」