阪神在籍時の2000年に引退を決意した際、当時中日監督だった星野氏のもとに、あいさつに訪れた与田新監督。その際、89年のドラフトについて、
「何で野茂でなく、僕だったんですか?」
と聞いたそうです。
星野氏はじっと顔を見つめ、真顔で
「やっぱり(本当の指名予定は)野茂やった」
……しかし直後に、こう一言、
「剛、俺はお前みたいなやつと野球がやれてよかった」。
その答えを聞いた瞬間、「お前と呼ぶのは不適切では?」と思った与田新監督。就任会見では、「応援歌のお前呼び」を撤廃すると語りました。