ソフトバンク杉山一樹投手(24)が、“最強の素人”の元で変化球に磨きをかける。

1月の自主トレは今年に続き、SNSなどを中心に野球分析を行う、お股ニキ氏に弟子入りする。

お股ニキ氏は野球経験はあまりないが、セイバーメトリクスを題材にした著書を出版するなど、データ分析にたけ、パドレスのダルビッシュらとも親交がある。
杉山は「球種について、どんなスピード、どんな軌道、どんな曲がり幅だと空振りが取りやすいか、打ち取りやすいかというところを教えていただいている」と明かす。

4年目の来季は本格的に先発に挑戦する。最速160キロの直球を生かす変化球をテーマに、「速い変化球」の習得を目指す。
今季までは曲がりの大きいスライダーが中心だったが、カットボールやツーシーム、スプリットなど球速の出る変化球に狙いを定めている。新たな“お股ボール”で開幕ローテーションをつかみにいく