１２球連続ボールのソフトバンク・椎野新、今後も１軍帯同へ　斉藤投手コーチ明言

3/28(月) 13:36

ソフトバンクは２８日、ペイペイドームで投手練習を行った。斉藤学投手コーチ（５８）が代表取材に応じ、椎野新投手（２６）の１軍帯同を明言した。

「椎野にはやってもらいたい。できる範囲ですけど次のチャンスを（藤本）監督にお願いして、監督もわかったといってくれているので。頑張ってほしいと思っています」

椎野は２７日の日本ハム戦（ペイペイドーム）、３−３の五回１死一塁で登板した。近藤への１球目はストライクも、その後は４球連続ボールで四球。アルカンタラ、清宮にもストレートの四球と１２球連続ボールで一時勝ち越し点を献上してしまった。すぐさまスイッチした藤井がピンチをしのいでくれたが、藤本監督も投手陣に四球を減らすことを要求してきただけに、２軍降格が選択肢に浮かんでくるような内容だった。

一夜明け、斎藤投手コーチは「なかなかないケースだと思いつつ、その背景にはいろんなことがあったと思うので」と配慮。「僕はブルペンの調子からいえば、使えると思っています」と続けた。２９日からはロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）、４月１日から楽天戦（楽天生命パーク）とビジターが２カード続くが、椎野が挽回するチャンスはありそうだ。